梨状筋症候群とMRIと股関節の権威

去年の冬、前の病院の主治医が股関節の権威という先生に紹介状をかいてくれた。

リハビリを9ヶ月受け良くならず、臀筋を鍛えると痛いことや股関節を外旋させると付け根が痛むことを私が訴えてのことだった。

股関節の権威はMRIで写った梨状筋の白い部分を炎症と言っていた。
また、股関節をきゅっと内旋させて私が痛がると、これで痛いのは梨状筋に炎症があるからだよと言っていた。(梨状筋は股関節の外旋筋なので、内旋させると梨状筋はストレッチされその下にある坐骨神経が最も圧迫される形になるために、梨状筋による坐骨神経痛が出やすくなる)
右の梨状筋の方が小さいのにねぇ?とも言っていた。

診断名は梨状筋症候群だった。
梨状筋が坐骨神経を圧迫するやつである。

正直あまり期待していなかったのでその診断はとても嬉しかった。
ずっと椎間板症が原因と言われていたが、梨状筋症候群なら筋肉が原因だから治る見込みがあると思った。

また、梨状筋症候群はMRIでは判別出来ないとネットで見たことがあったが、炎症がMRIに写ることで判断材料の1つになることを知り、驚いた。

白いのは脂肪では?と聞くと、脂肪が白く写らないようにしたカットで白く写っているから炎症だよと教えてくれた。

ネットはいい加減だなとつくづく思った。

権威は、リハビリは前の病院でもいいんじゃないと言っていたが、この結果を元主治医に話すとあまり納得していない様子だったので、思い切って病院を変えることにした。

リハビリで良くならなくても、手術してくれたらいいなぁと期待していた。
しかし、期待し過ぎてのちにショックを受けることになったことは後で書こうと思う。

兎も角、こうして梨子は尾山台の整形に通うことにした。

↓続き・やっぱり梨状筋症候群じゃない!?

↓梨状筋ではなく、中殿筋と閉鎖筋の炎症!?