臀筋の萎縮

先週土曜日は、担当PTと最後の日だった。
その日はリハビリではなく、エコーの得意な先生にお尻から太ももあたりのエコーを撮ってもらった。

事前に、お尻に近いところをエコーで撮るけど大丈夫?とPTに聞かれていたが、なんとなく担当PTに見られるのが恥ずかしかったため、他の先生は良いけど担当PTは嫌、と言ってしまった。
なんで自分だけだめなの??と言われたが、ある程度親しみを感じているから逆に恥ずかしい。
その為エコーを撮る時は担当PTだけ席を外すということになった。

でも、エコーの先生もお尻を撮る時は気を遣ってタオルを掛けてくれたし、これなら全然平気だったなと思った。

エコーの先生はエコー画像を見せながら、太ももの半腱様筋が硬いと言っていた。
また、小臀筋が萎縮していてとても小さい、股関節の臼蓋も浅く見えるから、それが原因で筋肉が上手く動かず萎縮し、過負荷になって痛くなるのではないかと言った。
成る程、股関節のはまりが悪いために周りの筋肉が上手く動かず萎縮するということがあるのか。確かに以前、股関節の権威に左より右の梨状筋が小さいと言われたことがある。するとそれも臼蓋が浅い為に梨状筋が萎縮したと考えられる。

しかし、臀筋の萎縮の原因は他にも考えられる。神経が障害されるとその先で筋肉の萎縮が起こる。つまり臀筋を支配する腰の神経根が障害されても臀筋の萎縮は起こるはずだ。
以前金沢の先生にブログで、MRIで臀筋群に炎症が認められたと伝えた時、それは炎症ではなく腰の神経障害による臀筋の脂肪変性ではないかと回答をもらった。
つまり梨子の臀筋の萎縮の原因は、股関節の軽い臼蓋形成不全かもしないし、腰の神経根障害かもしれないのだ。

臼蓋形成不全と言われれば、確かに右脚の股関節まわりは力が入りやすくギチギチとぎこちなくなる為、股関節のハマりが悪いために筋肉に過剰に負担がかかっているのではないかと前から思っていた。
しかし6年前、臼蓋形成不全やそれに伴う変形性股関節症を疑い、某大学病院の人工股関節置換の名医の診察を受けたことがある。
その時は、心持ちもう少し臼蓋があった方がいい気はするがシャープ角等も正常範囲内で普通だ、と言われている。
また、今通う脊椎クリニックの隣の病院には股関節の権威と呼ばれるドクターが不定期で来ているが、臼蓋について指摘されたことはない。
しかし、MRIやレントゲンに映らない範囲の微妙な臼蓋の緩みがあるのかもしれず、某大学病院の人工股関節置換の先生が言っていた、心持ちもう少しあった方がいい、のもう少し、が股関節の安定の為には重要なのかもしれず、臼蓋に問題が全くないとは言い切れない。

来月、金沢の脊椎の先生を尋ねに行くが、もし原因が腰ではなく股関節の臼蓋にあったら?と今考えている。
脊椎に問題が見つかり手術をしたものの、実は股関節に真の原因があるために良くならなかったら?などとも考える。
その為、股関節の問題である線も金沢の先生に話しておこうと思う。

ちなみにこの日のエコーの先生は、医療系大学の先生だった。

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八重のようなチューリップ、自由が丘のモンソーフルールというお花屋さんで買った。

綺麗。

PTの辞職

PTが辞めてしまうらしい。
1人暮らしのおじいちゃんのお世話をするために病院を辞めると言う。
おじいちゃんにはお世話になったし、自分はPTだし技術があるから自分がお世話してあげたいと言う。

とても優しいと思うけれど、梨子のお世話は誰がすんねん。

今月に入るまで患者さんに辞める告知をすることを止められていたらしく、私にとっては次が最後のリハという急は展開になってしまった。

PTからは、もちろん梨子さんのことは最後まで関わるから、山梨の先生にも連絡するし治療することを諦めないから。
ちゃんと責任もって良くなるまで関わるから。
梨子さんが良くなることに自分は諦めていないからそれだけは信じて、と言われた。

そう言われるのはとても嬉しい。
とても熱意のあるハートフルなPTだなと思った。

でももう辞めてしまうので寂しい。

先月主治医の診察では、もうやることはすべてやったと言われたし、もう主治医から得られるものは少ないだろう。
担当PTが、行き詰ってはいるが熱心であったためまだ通おうかなと思っていたがそのPTが辞めてしまうのではもうこの病院にいる意味もあまりないかもしれない。

来月4月の上旬に、金沢脳神経外科に予約を入れた。
脊椎外科医の戦場というブログを見ているのだが、ここの病院の院長先生は他で原因不明の坐骨神経痛と言われたり、手術したけれど良くならなかった患者の脊椎の原因をよく見つけてくれるようだ。
梨子の坐骨神経痛の原因も先生が見つけてくれないかと、すがるような思いであるが、今は金沢の先生にかけている。

今の主治医にはきちんと紹介状をもらおうと思う。

バレンタイン

バレンタインにチョコをもらった。
梨子はチョコが大好きなので嬉しい。
可愛い

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最近、アネモネが旬なのかよくお花屋さんで見つける。

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綺麗

先週のリハビリで、PTが良い先生を紹介しようかと言った。その先生は山梨の先生だけれど、東京のほうに出張してきて自費で診ているのだと言う。
PTから連絡をとってくれると言うし、行こうと思う。
PTお勧めのドクターだと、保存療法寄りの先生になるのかな。
また、梨子は金沢の脳神経外科の先生にもブログ上で相談をしていて、回答がとても的を得ていると思うのでやはりそちらも行ってみたいと思う。
なので金沢の病院にも行きたいとPTに伝えておいた。
でも、金沢の先生は手術派の先生だから、PTは好きじゃないかもしれない。

腰椎CT 3D

前回の診察でCTをはじめて撮ったので、画像を載せる。
L5-S1腰椎分離症の疑いでCTを撮ったが、椎体と椎弓は分離していなかった。

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CT画像を3D処理したものがこちら。
色は実際のものではなく3D処理の過程で施されたもの

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素人目で見て、神経根の出口である椎間孔がL5-S1の間のものだけ狭いように見える。
私のL5-S1椎間板には少しの膨隆があるので、その膨隆と狭い椎間孔の間に神経根が挟まれたりしないだろうか。

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椎間孔は腰を反ると余計狭くなるので、私が腰を反った時少し臀部が痛んだりするのは神経が椎間孔で余計に挟まれるのが原因ではないだろうか、などと推測してしまう。
しかし神経根は直径3mmぐらいらしいので、それが挟ませるくらい椎間孔が小さくは見えない。
また、MRIで見るよりCTやレントゲンではL5-S1の隙間自体がとても狭く見える。椎間板が映らないからだろうか。
L5とS1椎体の後ろ側は椎体同士でぶつかるのではないか?とさえ思う。
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何故か、日曜日から痛みが強くなり今日は股関節をちょっとだけ内旋しても外旋しても坐骨下がビンビンに痛くなる。
臀筋の痛みが強い日曜日に脚パカパカ体操をよくやったのも良くなかったかもしれない。
歩くような動作は脚の動きが上下だから痛くないけれど、脚の付け根をちょっと捻るとビーン!
お尻も全体的に痛く中臀筋も梨状筋あたりも痛い。でも梨状筋のストレッチはあまり痛くない。
土曜日のリハビリでなにか悪いことをしたかと言えば、腰をよく反ったことと、股関節の外旋筋をちょっとだけ使ったことだろうか。
腰を反るとき中臀筋あたりが痛かったが、中臀筋は腰を反らす時にも働く筋肉だし、単に過負荷になって痛かったのか、それとも腰のL5神経原因で痛んだのかわからない。
それに反った時同時に坐骨下が痛くなったりしないので今の坐骨下の痛みが神経や中臀筋の痛みに関わっているか不明だ。
今日の坐骨下の痛みは、まさにそこで炎症が起きて、他の筋肉に癒着して変な方向に動かすと神経や筋肉が引っ張られて激痛が起こる、というような痛みだ。(主観、痛みの表現)
これは腰の神経の痛みなのか、それと坐骨下に繋がる筋肉の炎症なのか、わからない。
右の会陰部もちょっと痛いし、久しぶりに激しい痛みになった。
辛い〜

神経根ブロック

CTで腰椎に異常がないことを確認した後、ただの神経根の炎症でしょうということで神経根ブロックを打つことになった。
L5の神経根ブロックは前にも打ったことがあり、1回目は神経根近くを狙って打ち、あとの2回は神経根から枝分かれした、筋肉に向かう神経に打った。


今回はL5神経根近くに打った。
前に打った時は、初めの麻酔が少し痛かっただけで後は本当に痛くなかった。
注射後は坐骨下の痛みは取れないもののお尻の上の方、中殿筋あたりの緊張が取れて効果を示していた。

しかし今回の注射は結構痛かった。
いつもブロック注射の時はうつ伏せなのに今回は横向きだった。前回はL5-S1の間からL5神経根を狙って打ったが、今回はL4-L5の間からL5神経根を狙ったという。
注射を刺した場所から中殿筋あたりがビーンと痛くなった。中殿筋の支配神経はL5なので、注射によってL5神経が刺激されているのがわかった。
前に神経根から枝分かれした神経にブロックをした時も中殿筋がピリピリと痛くなり数時間で痛みはなくなったのだが、今回はつったように痛く、翌日になっても消えなかったし今も痛む。
しかもその日の夜腰が痛くなり、右足の甲がつったりもした。
足の甲の筋肉もL5神経の支配なので、やはり注射のせいだと思う。

注射後の診察室で脊椎指導医はとても良い場所に注射が届いたと言っていた。
しかし、逆にL5神経根をピンポイントで刺激して神経根症状を悪化させた気がする。

しかし次の日整骨院で指圧してもらった時は、殿筋の上の方、中殿筋あたりはいつもより痛くなかったので、少しは麻酔と炎症止めが良い方向に効いている部分もあるのかな、とも思う。

また、指導医はブロック注射の時梨子が結構痛がったことについて、痛みに弱いねと言った。
診察室でもそのことについて話していたが、前に打った時は痛くなかったので、特別私が痛みに弱いわけではなくその時の打ち方の問題ではと思った。

今回のブロック注射では悪化ともとれる症状が出ているのだが、前にも似たようなことがあった。
前に通っていた病院で仙骨ブロックの3回目をやった夜、仙骨がとても痛くなり階段を上るのが大変になったことがある。
その事を当時の主治医に言うと、ごめん、それは私のテクニックの問題だわと謝っていた。あの日はなんとなく、針が入りにくかったと言っていた。
神経根ブロックは仙骨ブロックよりも高度な技術の注射だが、今回もそれと似たようなことだろうと思う。
たとえ先生にとって完璧に思える注射でも...なにかが良くなかったのだろう。

今日は仕事なのでいつものように立って事務作業をしているが、いつもより痛みが強いのできつい。
仕事内容は辛くないのに、仕事が辛いなあ。
結局今回も原因がわからずじまいだったし、今週末PTに、金沢の脳神経外科のこと、話してみようかなぁ...

腰椎分離症

昨日は主治医である脊椎指導医の診察だった。
痛みの経過を伝えた後、結局私の痛みの原因は何だと思いますか?と聞いた。
指導医は、梨子のL5腰椎が分離していると言った。そんなことは初めて聞くのでとても驚いた。
腰椎分離症とは、椎体の後ろにある椎弓の関節突起間部が骨折して分離することで、そのままくっつかなくなった状態のこと。腰椎が不安定になり、歳を取ると腰椎の位置が前後にズレる、すべり症になりやすくなる。
指導医は梨子にレントゲンを見せて、L5腰椎後方、右側の関節部だけ黒くなっていて分離しているように見えるといった。
きっとそのせいで不安定になりぐらぐらしてしまうのだろうという。
腰椎分離症ってどうにもならないやつじゃないですか、と梨子が聞くと、そんなことはない腹筋背筋を鍛えれば良くなるよと言う。(実は指導医もこの病気で若干すべりもあるが、あまり症状は無いようだ。) 手術としては固定術があるけれど、私はあまりやらないねと言った。
とりあえずもっとはっきり見るためにCTを取ることになった。
CTは初めてとるが、 MRIより小さく撮影時間も短かった。
撮影が終わり診察室の前で待っている時、将来すべり症になるのではと考えたり、固定術をした場合その関節が動かなくなるため隣接する椎間関節に余計な負担がかかり新たに病変が起こることなどを考えていた。
長年の痛みの原因は腰椎分離症だったのかという腑に落ちた気持ちと同時に、これから大変だなという悲観的な気持ちにもなった。
しばらくすると診察室に呼ばれ先ほどのCT画像を指導医と一緒に見た。

分離してないね、と言われた。
レントゲンでは分離しているように見えたが、CTをとってみると分離していなかったようだ。
私は素直に、あー良かったと安堵の声を上げた。あー良かった怖かったー、とひとしきり言った後、
じゃあ結局、私の痛みの原因はなんなんですかね?と再度聞いた。
また振り出しに戻ったね、と脊椎指導医。
指導医は、梨子さんが毎回まだ痛いって言うから結構丁寧に画像を見ているんだけど、悪いとこ見つからないんだよな、と言った。
私は、前にペインクリニックの先生にMRI画像を見せた時、普通の一般的なヘルニアと言われたこともあり、ペインで指摘されたことは伏せそのことも聞いてみた。
先生はMRI画像を開いて、小さな膨隆について、ヘルニアの卵、ぐらいの表現は出来るかもしれないと言った。
しかし、椎間板を輪切りにした画像で確認すると神経を圧迫しているようには見えないと言う。

また、L5-S1の一般的なヘルニア等はS1神経が障害を受けるはずなのに何故先生はL5に神経根ブロックをするのかを聞いた。
それは、画像の判断というより梨子の症状がL5っぽかったからだそうだ。
指導医に、でも前にブロック注射したけどそんな効いた感じでは無かったよねと聞かれたが、坐骨下の痛みは消えなかったがお尻の上の方、中臀筋あたりの痛みは消えたので、全く効かなかったわけではないと話した。
無関係ではないと思うので、今回また神経根ブロックをお願いしたいと申し出て、L5神経根ブロックの流れになった。

雪の精

昨日はたくさん雪が降った。
外はとても寒かったらしい。
そんな日にあいつはやってきた。

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雪の精「ごまくん、こんにちは。」

 

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ごま「なんかいる・・・お姉ちゃん(梨子)がなにかつくってると思ったら・・・なんだこいつは・・・」(おそるおそる)

 


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ごま「・・・ちょっと・・・怖い」

小さな雪だるまを作ったけど、ごまはちょっと嫌そう笑
冷凍庫に入れておいたから、今日もまた会えるよ。