L5神経根ブロック

昨日は総合病院でL5に神経根ブロックを打ってもらった。
前回S1に打つ時、先生は再現痛を出したいと言っていたのにお尻や脚まで痛みが来ず 、再現痛が出なかった。


そのため今回はS1にもっと深く刺して再現痛を出してはどうかと 先生に話したが、先生は否定的だった。
針が刺さっていても再現痛が出ないことはあるし、またS1を更にいじるよりは今回はL5に刺したいということだっ た。


きっと今回は再現痛が出て痛いだろうと、ドキドキ緊張しながら注射を待っていたが、今回もそんなに痛くなかった。
ちょっとお尻が痛いようなかんじはしたが、 S1の時と同じ程度だった。
でも先生は刺さっていると言うのでそのまま麻酔を入れてもらった 。


しばらくすると麻酔が効いて、右足の指が中指から中心に暖かくなった。
デルマトーム図で見ると、 親指から薬指あたりまでの皮膚感覚はL5の神経支配なので、 L5に麻酔が効いていることがよくわかった。
しかし、 不思議なことにだんだんとS1神経支配のはずの小指から足側面ま で暖かくなってきた。
そのことについて先生に聞くと、先生もなんで?? と言っていたが、 多分L5の神経根に注射した麻酔がじわじわと広がりS1神経根にも少し麻酔液がかかったのだろうという見解だった。
しかし、どこに神経根障害があるかを識別するためにブロック注射を打つとするなら、それでは識別が困難になってしまうではないかと思った。