坐骨神経痛の原因は神経か、筋肉か

2017年最後のリハビリでは、エコーで腹筋と背筋を見た。
エコーで見ると、梨子の背筋は弱く動きも悪く、また左の腹筋に対して右の腹筋が薄いという。

背筋の画像は左右見比べても良くわからなかったが、腹筋は左右の筋肉の厚さの違いがエコー画像で見てとれた。
以前ここの柔道整復師にも、右だけ腹筋弱いねと言われたことがあり、なるほどと思った。

しかし、右の腹筋の弱さは臀部や脚の痛みの原因ではなく、むしろ結果だと思う。
何故なら私はいつも右臀部、右脚が痛いため立っていても左脚に体重をかけている。
座っていても左に寄って、右に体重をのせないようにすると楽だ。
ちょうど右脚を組んで座ると楽なので高校生の時はよく脚を組んで座っていた。
よく、脚を組むと身体が歪んで痛みが...というが、逆である。痛いから組んでしまうのだ。

最近、「腰椎手術は怖くない」という本を読んだ。
著者の佐藤先生は本の中で、筋肉のアンバランスが痛みを作るのではなく、痛みをかばう為に姿勢の異常が起こり、結果筋肉がのアンバランスが生まれる、と言っている。

もちろん逆もあるだろうが、私の右の腹筋の弱さは疼痛をかばった結果であり、原因では無いと思う。

腰椎手術はこわくない

腰椎手術はこわくない

 

PTは、私の疼痛の原因は背筋の弱さだという。
背筋が弱く動きも悪いため、臀部に余計な負担がかかるのだという。
確かにPTの教える運動療法をすると少し痛みが改善したりもする。
しかし、本当の原因は腰の神経の問題なのではという疑念が私の頭から離れず、やはりヘルニア等どこかの神経が圧迫されているのではと聞くと、徒手的な検査で今日全部チェックしたけれど、そのような反応がないので神経の問題ではないという。
でも、梨子には腰の椎間板には少しの膨隆があるし、ペインクリニックではヘルニアと言われたよと話すと、たとえヘルニアがあったとしてもそれに起因する痛みではないと言う。

うーん、神経原因ではないと言い切られてしまう。
疑うのも失礼だけど、本当かなぁ。

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特にL5-S1椎間板、またL4-L5椎間板にも膨隆があるように見える。

「腰椎手術は怖くない」の著者の佐藤先生は、普通のヘルニアではなく超外側ヘルニア等は見つけにくく見逃されやすいと言うので、佐藤先生の診察を受けに1度金沢まで行こうかとも考えたが、まず1度主治医に確認しようと思う。

しかし、主治医には前にヘルニアはないと言われたし、それを疑うことを聞くので気を悪くされると嫌だな。

付け焼き刃な素人の知識で、先生、超外側ヘルニアはありませんか?なんて聞いて恥ずかしい思いをしたくない。
あとペインに行ったことやそこの先生の意見を聞いたことも、気を悪くするかも、と思うと気が重い。
患者は弱いから、自分を治療してくれる医師に悪く思われたくない。