フラットバックと反り腰
去年通っていた整形外科の女医さんに、私はフラットバックであり反り腰だと言われた。
真っ直ぐ過ぎる背骨(フラットバック)なのにL5-S1(腰椎と仙骨、腰とお尻のつなぎ目)だけ反り過ぎている。
また前屈や後屈をした時、上の方の背骨は動きが悪く、一番下のL5-S1だけで動いてしまっていると。
だからL5-S1の椎間板だけに負担がかかり、側にある神経根が刺激されるのではないかというのがその女医さんの意見だった。
確かにMRIを見てもL5-S1だけが水分が少なく椎間板症になっているし(他の椎間板より黒く写る)、梨状筋症候群も否定されたのでこの女医さんの言うことがもっともなように最近思う。
当時は下肢痛のみで腰痛もなかったので腰が悪いという実感はなかったが、今は腰痛もある。
しかし今月から通う脊椎クリニックの理学療法士にはフラットバックだけれど反り腰にはなっていないと言われた。
そしてもう少し仙骨部(お尻の部分)を後ろに反らすように言う。しかし仙骨部だけを反らしたらL5-S1の椎間板症の部分に負担がかかるのではないかと思うが、大丈夫なのだろうか。
運動療法でも仙骨部だけを動かすようなものがある。
余計に椎間板症が悪化するのではないだろうか。
むしろ腰椎の上の方がフラットバックなのだからそこの可動域を上げる運動療法をしてL5-S1の負担を減らした方がいいのではないかと思う。
今まで下肢や骨盤、股関節に関する本で知識を付けてきたが、脊椎に関しての本はあまり読んでいない。
これから脊椎についての本を読んで知識を深めようと思う。