病気で辛いのを気持ちの問題にする人

腰痛や坐骨神経痛が辛くて友達と遊べないのを気持ちの問題にする人がいた。
1人は会社の先輩で、 先輩はいつも健康優良児だから病気について理解がない。
悪い人ではないのに本当に痛くて辛いことがわからない人だから、痛くて遊べないことを、

「気持ちの問題でしょ」
と言い切った。
これには流石にカチンときたので言い返そうとしたら邪魔が入ってそのまま言い返せなくて後々モヤモヤした。

数ヶ月後、先輩は人生初の腰痛に1週間程苦しんでいて、「 梨子の気持ちが少しわかったかも」と言っていた。
いい機会だと思ったので私は酷いと腰よりも脚が千切れそうに痛いんだと力説しておいた。
先輩は、「千切れそうに...?!」と言っていたので、 ちょっとは分かってくれたと思う^ ^

しかし、身体的な病気でも、精神的な病気でも、「 まわりの人が理解してくれない」 という状況はよく当人を苦しめている。

当人は病気で苦しんでいて、 病院に通って自分でも治す努力をして、 それでもなかなか治らずやりたいことが出来ず悔しい思いをしているのに、 そういう事を差し置いて軽々しく「気持ちの問題」 なんて言わないでほしい。

人は自分の経験と近いものがないと共感できないから、 健康な人は病気の人の辛さには共感できず「気持ちの問題」 のような軽率な発言をしてしまうのはある程度仕方ないと思う。
でも当の患者を治療している医療者でもそういうことを言う人がいたので、 そういう人は許せない。