心から傷ついたこと

辛い時に誰か信頼できる人がいてくれるのは有難いことだと思う。
反面、その人に見捨てられたり、 裏切られることはとても辛いことだと思う。

身体の痛い時頼りにしていた人が、とある施設を去る時に色々と心強いことを言ってくれた。
いなくなってしまうのがショックだったけれど、その言葉がとても嬉しかった。すごく嬉しかった。  
疼痛で今より人と疎遠にしていたし、孤独だったから尚更感動した 。
身体は痛くて嫌だけれど、代わりに素敵なものを見つけたとさえ思った。
人に言うと、そういうことは話半分に受け取ったほうがいいと諭されたけれど、嬉しいから信じたいんだと返していた。とっても嬉しかった。

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でもその後すぐに、言ってくれたことと違うことをされて、酷く落ち込んだ。 
すごく悲しかったし、言ってくれたことや今までのその人の誠実で熱心な姿と、その後の行動が違いすぎて、それがまだ信じられなくて、この頃は毎日泣いていた。

でも、また手を差し伸べてくれた。
前のことがあり信じられず不安だったけど、 前回あんなふうになってしまったのは自身に色々なことがあって 人を受け入れる余裕がなかったんだと聞いて、徐々にまた信じてみようと思った。
その間、また以前の優しいその人に戻ったように見えた。
しかし結局そのあとまた、急に連絡が取れなくなった。
2週間ほど連絡がつかず、もしや何かあったかとSNSを見ると、その人は夢を実現させていた。みんなに応援されたりして、有難う、とかレスポンスしていた。 
辞める時にほかの理由を聞いていたのに、 本当は自分の夢のために私を切り捨てたんだと気付いた。

一体どういう気持ちで、辞める時にあんなことを言ったのか、意味がわからなかった。
とても熱心で信頼できる、良い人間だと思っていたから、 調子のいい嘘をついたり、直ぐに心変わりするとも思えなかった。

そしたら、その発言をした時もその人自身に辛いことがあって、 精神的に動揺している中でそんな発言をしてしまったと言われた。 初めて聞いたのに、前も言ったけど、みたいな言い方をされた。

つまり、私が言われてとても嬉しかった言葉たちは、初めからただの妄言のようなものだったという。
これまでのことで私は、深く深く傷ついてしまった。
相手を信じていたからこそ、ショックだった。

結局、今は自分のことで精一杯でどうしても私の相手をする余裕がないので申し訳ありません、と、顧客対応をするような敬語で言われた。
私と関わるのがもう苦痛のようだった。

結局その人も他の人と同じように、遠慮して隠さず、素直に「痛くて辛い」と言う私を相手するのは苦痛にしかならないんだと思った。

今は去年と比べれば調子が良く、調子のいい時はサークルに行ったり、 友達と会ったりは出来ているから、 気がまぎれるし楽しいと思える。
上に書いたことも、友達や同僚に話して慰めてもらって、だいぶマシになった。

でも、人生の悲惨な時に、一緒に頑張ろうと言ってくれる人が現れて、喜んで結局最後は見捨てられるって、とっても惨めで辛い話だと思う。
絶望したし、治療とかどうでもいいくらい悲しかった。
本当に本当に悲しかった。
無情にも時は過ぎてあれからもう半年。
信じてって、言ってたのに。
約束だよって言ってたのに。
人間ってこんなものかな。
こんなに信頼してくれて嬉しいって言ってたのに、全部本心じゃなかったなんて...

誰とは書かないし、わかっても誰とは言わないでほしい。。。