PTの辞職

PTが辞めてしまうらしい。
1人暮らしのおじいちゃんのお世話をするために病院を辞めると言う。
おじいちゃんにはお世話になったし、自分はPTだし技術があるから自分がお世話してあげたいと言う。

とても優しいと思うけれど、梨子のお世話は誰がすんねん。

今月に入るまで患者さんに辞める告知をすることを止められていたらしく、私にとっては次が最後のリハという急は展開になってしまった。

PTからは、もちろん梨子さんのことは最後まで関わるから、山梨の先生にも連絡するし治療することを諦めないから。
ちゃんと責任もって良くなるまで関わるから。
梨子さんが良くなることに自分は諦めていないからそれだけは信じて、と言われた。

そう言われるのはとても嬉しい。
とても熱意のあるハートフルなPTだなと思った。

でももう辞めてしまうので寂しい。

先月主治医の診察では、もうやることはすべてやったと言われたし、もう主治医から得られるものは少ないだろう。
担当PTが、行き詰ってはいるが熱心であったためまだ通おうかなと思っていたがそのPTが辞めてしまうのではもうこの病院にいる意味もあまりないかもしれない。

来月4月の上旬に、金沢脳神経外科に予約を入れた。
脊椎外科医の戦場というブログを見ているのだが、ここの病院の院長先生は他で原因不明の坐骨神経痛と言われたり、手術したけれど良くならなかった患者の脊椎の原因をよく見つけてくれるようだ。
梨子の坐骨神経痛の原因も先生が見つけてくれないかと、すがるような思いであるが、今は金沢の先生にかけている。

今の主治医にはきちんと紹介状をもらおうと思う。