今日のリハビリ 8

昨日は今年初めてのリハビリだった。
昨日は何故か、PTがかなり時間をかけて梨子の疼痛の原因を探してくれた。
前回チェックした時、腰の神経の痛みではないと言っていたけれど、今回はまた神経障害の可能性も考えながらチェックしていたようだった。
立ったり座ったり寝たり、色んな姿勢で色々チェックしていた。
途中、足の指先を反らす力が、左より右が若干弱いことを指摘していた。
足の指を反らす筋肉は、本によると足趾伸筋や長母趾伸筋で、L5神経が支配する筋肉のはず。
そこの筋力低下ならば、L5の神経障害なのだろうか。
以前、脊椎指導医にL5神経根ブロックを打ってもらった時、下肢痛には効かなかったが臀部の緊張が軽減したこともある。

また、股関節臀筋の、確か内旋筋だったかが何故か弱いと言われた。
外転筋の筋力低下なら主に中臀筋なのでL5だと本で読んだか、そうではないらしい。

また、前屈で痛みが出ないことからやはり一般的なヘルニアではないと思っているようだ。
MRI画像も確認したけれどヘルニアとは言わないと言う。
以前に背中を反った時に臀部痛を感じることがあったことも伝えた。
脊柱管狭窄症以外で反って痛みを感じるのはなんだろう。椎間孔狭窄は反った時どうなのだろうか。

梨子は一般的な反り腰ではないと言っていた。腰全体が反るのではなく、骨盤だけ前傾するがその上の上半身は仰け反るようなスウェイバックになっているようだ。胴長だからだろうか。
少し、前の主治医の意見と似ている

うつ伏せで仙骨を押した時、少し臀筋に痛みが出たことから仙腸関節の痛みも疑っているようだ。
しかし、前に整骨院の先生が腰椎の側を押した時臀部に痛みを感じたこともあるので、その場合は腰の神経になるのだろうか。
股関節を外転させた時両脚とも外れるような感覚があったことから臼蓋が浅いのかもと疑っていたが、股関節の権威の診察の記録から臼蓋は大丈夫そうだと言っていた。

PTの中では、色々可能性を考えて、これではない、というものは割とはっきりしているが、これだ、というものまで突き詰められていないと言う。
梨子の場合、まず原因をはっきりさせないといけないので、先生とも相談しながらちゃんと突き詰めていこうと言っていた。
今の整形外科に来てから1年が経ち、もうここでは駄目かなと憂鬱な気持ちでいたけれど、PTが頑張ってくれるようなのでまだここで頑張ろうと思う。
内容の濃いリハビリだった。

最近参考にしている本がこちら。脊椎の疾患についてよく知ることが出来る。

まるごと脊椎 これ1冊: 決定版! もう苦手とは言わせない/美しい解剖図 あらゆる脊椎疾患 豊富な手術動画 https://www.amazon.co.jp/dp/4840451931/ref=cm_sw_r_cp_api_-4SwAbND21320

でも、本を読んでてわからないことが出てくるので、側で誰かに解説してほしい。