筋膜性疼痛症候群の治療

火曜の夕方に、半休をとって筋膜性疼痛症候群の治療をするペインクリニックに行った。

麻布十番駅を降りて徒歩1分の古いビルの5階に小さなクリニックがあり、診察室に入ると先生がいた、しかし先生は声が小さく元気がなかった。

持参したMRI画像も見てくれた様子がなく、正直病院選びをミスったかもなと思った。
高価なクッションを勧めてくるし、変な民間のインチキ治療院に来た気持ちになってしまった。

落胆しつつ、とりあえず私は今までの経緯を簡潔にまとめた紙を渡した。
ちなみに私は以前トリガーポイント系の鍼灸院で、中臀筋にトリガーポイントがあると言われている。
鍼灸師が中臀筋を押すと坐骨下がとても痛くなったのだ。そのことも紙に書いて渡した。

先生の触診の後、たぶん中臀筋が原因でしょうとのことで中臀筋と梨状筋をメインに生理食塩水を注射することになった。

ベッドに横向きに寝て、先生が私のお尻の筋肉をエコーで見ながら注射していった。
刺されるのがチクっとして怖かった。
中臀筋に刺した時、少しだけ坐骨下がチクっと痛んだ。これがもっと顕著な反応だったら、坐骨下の痛みは中臀筋のトリガーポイントが原因、と言えるのだろうなと思った。

先生は注射の途中、響きという言葉をよく使った。鍼灸師の言葉だなと思った。


帰り道、効いた感じもなくがっかりした。
治療費も保険適応なのに¥6,000以上してお財布に痛い。
しかしやはり中臀筋に注射針を刺した時の僅かな坐骨下のチクッとした痛みが気になり、トリガーポイントなのではと思うので、あと2回は通ってみようと思う。

それで効かないなら麻酔や炎症止めを打ったらどうかとか勝手に考えているが、先生と相談しようと思う。