整体
梨子は今の整形外科に来る前、色々な民間の治療院にも足を運んだ。
今回は民間の治療院での体験、整体について書こうと思う。
整体
武蔵野線沿いの、独特な方法で筋肉を緩ませる整体に週1で5回ほど通った。
最初にモアレ写真を撮り、体の歪みをチェックし、独特なゆすりで筋肉をほぐすというものだった。
鍛えるより、まず緩ませたほうが緊張が取れて痛みも取れやすいというのは納得できた。
先生は、仰向けで寝ると右足が外側に向いているのを見て、右股関節のはまり方がもともと方向がおかしいと言っていた。
梨子は、梨状筋が緊張しているのかな?と思ったが、先生は違うとらえ方をしたらしい。
帰り道、股関節のはまりがおかしかったりして、あまりよくないかなと思い止めた。
気功整体
成田の、気功と整体を合わせた治療院に週1で4回ほど通った。
先生は、お尻と坐骨下の痛みの原因は第2第3腰椎のそばの筋肉の張りが原因と言っていた。
個人的に無遠慮にズボンの中に手を入れてくるのが嫌だった。指圧の合間合間に気を送っているらしい。気を送ると多少疲れると言っていた。
治すから通ってねと言われたが、全く効かないので止めた。
整体 深層筋の血流
都内の、深層筋の血流を専門にした整体に行った。
坐骨神経痛はヘルニア原因ものもは少なく、梨状筋症候群等、お尻の深層筋の血流不足に原因があるとしていた。
お尻の筋肉は揉んでも中の深層筋に届きづらいが、この整体ではその深層筋に圧倒的な血流を流して緊張を取ろうというものだった。一体どんな揉み方をするのだろう??と期待していた。
結果、物凄い力で揉むだけだった。となりで先生が突然、「あー!!硬いよー!!」「あー!!」等、大声を出すことがあって怖かった。
そして梨子のお尻の上に先生は立った。足で踏んで揉まれた。普通にがたいの良い男性に乗られると普通に痛い。
ここはやばいかもと思って1回でやめた。
場所が治療院等の看板がなく普通のアパートの一室で、中が暗かったのもまず入るのがためらわれた。
どれも、もう少し長くか通えば効果が出たかもしれないが、梨子はもうここには期待できないと思った。