椎間関節ブロック

今週は総合病院でL5-S1椎間関節ブロックを打ってもらった。
その名の通り椎間関節の間に打つブロックで、 神経には針を刺さない。
椎間関節ブロックは坐骨神経痛ではなく腰痛に対して打つブロック だが、他に打てるブロックは皆試したので、一応腰痛もあるし、とりあえずやってみようかというノリで打つことにした。


また、椎間孔狭窄症と診断された人が椎間関節ブロックを打ったら坐骨神経痛が改善され、原因が椎間孔ではなく椎間関節にあったという話をこのブログのコメントで頂いたことがあったので、打ってみようと思った。


神経根ブロックの時のように初めに局所麻酔をするのだけれど、そのあと針を椎間関節まで進めるときに、ニュルニュルと何かが入ってきている感覚があった。怖いしちょっと痛かった。


打った後は、椎間関節ブロックのせいか局所麻酔のせいなのか、なんとなく右の腰痛は軽減された感じはした。


しかし夜になると強い腰痛が出てきた。
結構痛くて、リリカを飲んで湿布しても痛くてしんどかった。
なかなか寝付けなかった。
次の日起きると、その腰痛は治まっていたが、右の腰の表面の筋肉が不自然に張っていて、前屈すると痛んだ。
それはまだ今も続いている。


いちごを食べるごま

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サイキック的な治療院

母がオステオパシーの治療院にはまっていて、 私をなんとか行かせようとしている。
長年疼痛に苦しむ私を心配して、 どうにかしてあげたいという思いから誘ってくれているのだけれど 、私は行きたくない。
母はサイキック的な治療院にはまりやすい。
本当に神がかり的な人はどこかにいるのだろうけど、 母の行くサイキックは胡散臭い。
前もある気功師を尊敬していて、 私もどうにか行くように説得された過去がある。
気功師は透視ができるから、全身悪いところがなんでもわかる、 脳を治してくれると母は言っていた。


今回のオステオパシーの人はサイキックではないようだが、母は、 やはり、全身悪いことろがわかる、 悪いのは脳から来ているから脳を調節すると治ると、 ほぼあの気功師の時と同じことを言っていた。

とても胡散臭い。

実は一度そのオステオパシーには行ったことがるのだけれど、 身体の歪みがないから整形外科で診断された腰の椎間板症が原因だと思うと言われ、 電気をあてていたら逆に痛くなってしまってもう行きたくない。
どうしてもと言うので、もう1度行ったらそれでいい?と聞くと、 10回は行って欲しいという...

私は運が悪いのか、保険適用外の治療院でいいところに当たったことがない。
期待しては落胆し、こんなんだったら駅前のチャラチャラした整骨院で新米のお兄ちゃんに強く揉まれた方がマシだ、と思うものばかりで、いい記憶がない。
特に1人でお店をやっている治療家のところは独りよがりな持論を展開し、アクが強くそれでいて口ほどにもなかった。

おまけ

 

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会社の飲み会が座敷

昨日は会社の飲み会で、座敷だった。
和風って聞いていたけど足腰痛いし、椅子のように座れる掘りごたつだったらいいなと思ってたけど座敷だった。

30分くらいで痛くてもう無理だと思っていたら上司が座椅子を頼んでくれたけど座椅子がなかった。
代わりにちっちゃい椅子が出てきて、座ったら料理のあるテーブルがめっちゃ低くて食べにくし、恥ずかしいし、前かがみになるしで余計痛かった。

仕方なくそれも30分で降りて、もう帰ろうかなと思っていたら壁側の席にいる同僚が、ここは寄りかかれるからと席を譲ってくれた。
右側が壁になっていて、もたれかかって座ると楽だった。
有難う同僚。
しばらくそうしていたが、最終的には座敷に仰向けに寝た。
大胆に寝た。
やっぱり寝るのが一番楽な姿勢だと思った。

途中で帰れば良かったと思うが、社長も重役もいて帰り辛かった。
寝るのはどうなの?と思うが、多分向こうからは見えてないから大丈夫だと思う。
周りの人たちも、長年私が足腰痛いのを知ってるから寛容になったと思う。
でも、そもそも座敷を選ばないでよ幹事......

今日は昨日の影響か、坐骨下も痛いし、散々だ。
明日新しく出来た友達と遊びに行くんだけど、大丈夫かな...

羽化できなかったセミ

父は酒飲みで自制心がなく、どうしようもないところがあるが、 もともと心優しい人間だ。
特に虫や小動物に対して優しく、部屋に蛾や小さな虫が入ってくると虫とり網ですくって外に出してあげている。
私はそれを見て育ったので、 いきなり殺してしまう人を見るとぎょっとしてしまう。
夏になるとセミが道路にひっくり返って動けなくなっているので、 それを見て父は拾うし、私も木にとまらせるようにしている。

ある日父が散歩していると、セミが道路の真ん中にいた。
しかし良く見ると、それは殻から羽化する途中で死んでしまったセミだった。

セミが這い出てきたであろう土の近くには、木はなかったがコンクリの壁や、羽化の為に登れそうな場所があった。
しかし何を思ったのかセミはそれとは反対にある道路に向かって歩いてしまったのだ。
いつまで歩いても登れそうな木に突き当たるわけがなく、消耗し、もう仕方なく道の真ん中で羽化を始めるも力尽きて死んでしまったのだろう。

どうして道路に進んでしまったのか、誰か導いてくれるものは居なかったのか、天はむごいことをする、 と父は私に話していた。

俺は泣きながら散歩から帰ってきたんだと言っていて、流石にそれは冗談だろうけど、可哀想なセミに対してそのように思う父は優しいと思った。

また、私自身も羽化できないセミ、または夏にひっくり返って起きれなくなったセミのようだなと思った。
どうか私を見つけたら、捕まえて木まで運んで欲しい。

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巣立てなかったつばめ

去年の春、散歩が趣味の父はスーパーの入口の隅につばめの巣を見つけた。
そこで父は休みの日は毎日そこを通り、つばめの成長をカメラに収め、成長記録を取ることにした。
小さな頭を並べた5羽の小さなつばめは、日に日に大きくなり、もうそろそろ巣立ちだろうかというところまできた。

ある日、いつものようにつばめを撮ろうとスーパーに行くと、つばめの巣がボロボロに壊されていた。
父はショックを受けた。
一体どうしてこんなことになったのか、5羽のつばめは何処へ行ったのか。

ふと顔を上げ空を見ると、親鳥と思われるつばめがカラスを追い回していた。
カラスに比べると遥かに小さなつばめが執拗にカラスを追い回している。
そこで父は理解した、あのカラスが5羽のつばめを食べたのだと。

小さなつばめが、戦って敵う相手ではない大きなカラスをいつまでも追いかけている。
そんなことをしても子供達はもう帰って来ないけれど、そうせずにはいられない。
子を失った親の気持ちは鳥も人間も同じなのだと父は思ったそうだ。 

だから梨子は勝手に死んだりするなよ、とも言われた。

父が撮り続けていた5羽のつばめの成長記録は、巣立ちを前にして突然終わってしまったのだった。

TOEIC

先月TOEICのテストを受けて、先週結果が郵送されてきた。
TOEICは日本ではメジャーな英語の試験で、 合格不合格などはなく990点満点中自分が何点とれたかで英語力 を計るテストのこと。
ここ数年は長時間座ることが難しかったため受験していなかったが 、最近は座れることも増えたため受けることにした。
TOEICの試験は2時間で、 大学生の頃はよく受けていたがその頃も試験終了時には股関節周りが痛かった。
今回は当日足腰の調子は良く、 テスト中は運動療法をしながら解いていた。
結果は、 学生の頃と比べて落ちてはいなかったので4年ぶりにしては良かっ たのだけれど、目標点数に届かなかくてちょっと悔しかったのでまた受けたい。

語学といえば、最近隣市に住むニュージーランドから来た女性と知りあって、女性数人でお茶会をしたりしている。
彼女も鳥が好きで2羽インコを飼っている。
写真を見ると、一羽はごまと同じセキセイで、黄色くてひよこみたいで可愛い。
2ヵ月だそうで、鼻はまだ言葉通りベビーピンクだった。
ごまの写真を見せると、鼻を見て、 青いから男の子だねと言っていた。

こんな風に、出来る範囲で楽しみや元の生活を取り戻していきたい。

仙骨神経叢ブロック

昨日はペインクリニック整形外科に行った。
一般的なペインクリニックで打てる注射は硬膜外ブロックまでだが 、昨日行った病院には整形外科のようにレントゲン室もあり、 神経根ブロックも打てる。
しかし私は、 今回は中臀筋の上の方にトリガーポイントブロックを受けるつもりで行った。
去年、脊椎専門の病院で中臀筋に麻酔を打って、 少し調子が良かったからだ。


私は今まで2つペインクリニックに行ったことがあるが、 どちらの先生もあまり私の期待には答えてくれなかったので今回も期待はしておらず、 トリガーポイントブロックを打ってもらう為だけに行った。

しかし、ペインの先生はマニアックな人だった。
そして、 私が今まで神経根ブロック等を受けてきたことからちょっと違った 視線で違ったブロック注射をしてみようということになり、 仙骨神経叢ブロックを打つことになった。
打つ場所は梨状筋あたりなので、梨状筋ブロックであるとも言っていた。
神経叢とは脊髄神経の束のことで、T12、L1-L4の脊髄神経の前枝によって構成されるのが腰神経叢、L4の下半分からS3の脊髄神経前枝によって構成されるのが仙骨神経叢である。
そして今回ブロックをしたのは仙骨神経叢。

レントゲンを撮りながら注射をしたが、あまり痛くなかった。
しかし、 去り際に先生が見せてくれた注射針は10cmくらいあった。
かなり深く刺したと言う。

先生は私が今年の3月まで通っていた脊椎専門の病院の元主治医のことも知っていた。
元主治医について、整形外科医なのに麻酔が麻酔科医みたいに上手い、変わってるし、凝り性だよね、と、とても褒めていた。
また元主治医も手こずっていた患者なら本当に難しいんだろうなぁ、とも言っていた。

仙骨神経叢ブロックの後、中臀筋にトリガーポイントを打つはずだったのだが、麻酔が効きすぎて右脚は力も入りづらく、感覚もあまり無くなってしまった。
ここまで麻酔が効いたのは初めてで、2時間くらい横になった後、歩ける状態になってから帰った。

しかし夜12時ごろいつもの痛みの感覚が戻り始めて、今日はお尻がいつもに増してかなり痛い。