テニスボールマッサージ
テニスボールマッサージというものがある。
凝ったお尻をほぐすためにテニスボールをお尻の下に置き、ゴロゴロするやつである。坐骨神経痛の人なら良く知っていると思う。
梨子も前はやっていたのだが、乗り過ぎて潰れてしまってからやっていなかった。そこで新しいテニスボールを購入した。
しかし新品はとても硬い。ゴロゴロするとお尻の表面だけが痛くて中まで刺激が入らなかった。
ところが昨日、リハビリの担当PTにテニスボールより柔らかいボールを渡され、それでお尻ゴロゴロをしたところとても丁度良い硬さで表面は痛くならず、中の筋肉まで刺激を感じられた。
それはテニスボールに布のテープを巻いたものだと言う。あくまで中は絶対テニスボールだと言うので、家に帰って早速作ってみた。
家にあったキネシオロジーテープを巻いた。多少柔らかくなるもののまだまだ硬い、お尻ゴロゴロは気持ち良いが痛い。
PTが渡してくれたボールは本当に中身はテニスボールだったのだろうか??
それとも患者に乗られすぎてヘタっていたのか。
どうすれば丁度いい硬さになるんだろう...
↓実は、テニスボールではなくゴム製野球ボールだった!
リリカは太る
リリカは神経障害性疼痛(神経が障害されて出る痛み)に対する薬で、例えばヘルニア等で神経が圧迫されたことによる腰痛や坐骨神経痛のある人によく処方される。
神経の痛みに対する薬という点で、痛み止めでもロキソニンとは種類が違う。
梨子はリリカを飲み始めて4カ月くらい。
初めは75mg/日から始めて途中効き目が弱くなり今は150mg/日
梨子の場合は、坐骨神経痛よりも仙骨痛、腰痛に効いてると思う。
先日、体重計に乗ったら、3kg太っていて驚いた。
リリカは副作用として、眠気、体重増加などがある。
副作用が出るか、どういう副作用かは人によって違うと思うが、梨子は太った。
今、人生で一番重い。
なんとなく、最近顔が太った?と思っていたが本当に太っていた。
最近は会社と通院とジムくらいの寂しい生活なので、特に困ることはないのだけれど...
体幹トレーニングをもっと頑張ったら少しは減るだろうか?
嫌なこと
梨子は恥ずかしながら実家住みです。
坐骨神経痛の治療方針で親とぶつかってしまった。
親は最近通い始めたオステオパシーという整体術を売りにする整骨院を梨子に勧めてきた。
梨子は前に一度だけそこにいって、逆に痛い思いをして帰ってきたためもう2度と行きたくなかった。
それでもうそんなとこ行きたくないと言うと、私がいつも痛み止め(リリカ)を飲んでいることや整形外科にずっと通って良くなっていないこと等、治療方針をことごとく否定してきた。
梨子は今まで色々な病院、治療院を訪ね歩き、その中で一応良いと思った病院にいるので、今の治療方針を否定されるのは凄く嫌だった。
確かになかなか良くならず不安だけれど、真剣に詳しく調べてくれる医者のいる病院だし、専門医がいるから、まだここで頑張りたい。それを否定されるのがとても嫌だった。
いつもはなるべく元気でいようと心がけているが心が折れてしまった。
最近家族と話していない。
弟のごま(インコ)とは毎日話しているが...
お母さんの料理も食べたくなくて作らないでと言ってある。(子供っぽいですね)
今日、お母さんが一人暮らしでもはじめるつもりなの?と頓珍漢なことを聞いてきた。
この状態でそんな元気ないのに。いつも元気そうに振舞っていたせいだろうな。
3連休、病院以外、何処行った?(5.7.5になってる)
もう疲れた。
人生で若く良い時期を無駄にしていて、1番悔しいのは私なのに。
無頓着にも結婚のプレッシャーもかけてくるし。
本当に嫌だ。寝ている間に消えてなくなりたい。
こんな姿旧友とかに見られたら恥ずかしくて死んでしまう。
もう嫌だ。痛い。
理学療法士と患者
患者は心細い。
身体が痛くてそれをどうにかしてほしくて病院に行く。自分ではどうにもならなかったから。
身体が痛いと心も弱くなる。
そこで一緒に手取り足とり頑張ってくれるPTのことは、やっぱり信じるし、この人と頑張ろう、頑張って良くなろうと思う。
梨子はそれを心の支えにしていた。
信頼する相手は医師だったりPTだったり、人によって違うかもしれないが、梨子にとって毎週会って身体に触れて痛い話をよく聞いてくれるPTの存在は大きかった。
転院するとき、PTのおじちゃんにもう会えないのが心細くて泣いた。
おじちゃんはティッシュもってきてくれた。
おじちゃん自体は優しかったし好きだった。
おじちゃんは熱心だったし彼なりの最善を尽くしたのだろう。
でも、最後の方は本当に行き詰まっていたし、なにも進展せず梨子は痛いままなのに同じリハビリを続けていた。
おじちゃんだってこのままじゃダメだってわかってたはず。
リハビリが上手くいっていないなら誰かに相談するとか医師の指示を仰ぐとか、してほしかった。
私はPTの言うこと信じて頑張っているのだから。
普通の患者は、ここでは駄目だと思ったら先生やPTに何も言わず姿を消すものなのだろうか。
だからそこまで責任を負わなくていいと思っているのだろうか。
自分の手技で良くならないならそれまで、と。
おじちゃんはどう思ってたんだろう...
でも、患者のためを思うなら、自分の手に余るなら誰かに相談したり他に道を作るなりしてほしかった。
PTや治療者の気持ち
この病院に来るまで複数の病院や治療院に行った。
毎回、新しい人に会う度に、この人が私を助けてくれるかもと期待し、指示に従った。
できる範囲で自分も勉強した。
去年のことを思い出す。
去年の今頃、新しい医師のもと、はじめての理学療法士と共にリハビリに励んでいた。
理学療法士のおじちゃんはとても面倒見がよかった。梨子の状態を毎回細かくノートに書き込んでいた。
一緒に頑張れば良くなるような気がしたしそう期待した。
でもそのリハビリは、結果としてあまりよくなかったと思う。 最後の方はおじちゃんも、同じことしかいってないな、と自信なさげだった。
彼の他にも、私はたくさんの人に期待したし頑張っては結果に失望した。
次第に治療者の言う言葉が本心からでてるのか営業トークなのか疑うようにもなった。
本当にそう思ってる?大丈夫って、どこが?
良くなると本当に思ってるの?
私が頑張って、どうにかなることなの?
適当なこと言って、何度も通ってくれればいいとか思ってない?
なんでリハビリ上手くいってないのに先生とかに相談しないの??
......週末のリハビリは、遠かったけど嫌いじゃなかった。
おじちゃんは熱心で好きだったし、おじちゃんに会うのは楽しみだった。
でも今になって思い返すと…
PTのおじちゃんはどう思ってたんだろう。
股関節の痛みの推移 2
その後紹介状をもらい某大学病院の股関節科に行った。
初めてMRIを撮り、ネットで股関節の名医と書かれていた先生の診察を受けた。
しかし先生はどこにも異常はないし、梨状筋症候群は普通スポーツ選手とかがなるやつだからないだろうと言う。
股関節唇も異常ないと言っていた。
ただ、触診で筋肉バランス的に股関節前側の筋肉が弱いから足を上に上げる運動をやりましょうと言われる。
1カ月後の再診で、先生が他院に行ってしまうのでついて来ますかと聞かれたが、異常ないと言われたので別に意味ないじゃんと思い通院を止める。
その後足を上げる運動は続けていたが、やっていた方が痛みは少なかったと思う。
大学2、3年はあまり痛みを感じずに過ごし、痛みが完全にない時もあり、治ったと思った。
きっとあれは成長痛だったんだと思った。
今から思えば1年の時より授業が減って、座っている時間が少なくなったからかもしれない。
ふとした時に座って、痛くない、と思い、嬉しかったのを覚えている。
しかし就職し、長時間座るようになってから、股関節がまた痛くなる。
今までは股関節のみだったのに、お尻がとても痛くなる。今までの痛みとは別格の痛さになった。耐えられなくなってきた。
そこから治療院めぐりが始まる。まずいつも通り整形外科で異常なしの言葉を戴き、整骨院や整体、鍼、仙腸関節のAKA博田法等、それぞれ複数の治療院を訪ね通ったが改善しなかった。
こんなに痛くて民間の治療院で良くならないなら、やっぱり整形外科的に問題があるのではと思い始め、都内の整形外科を訪ねる。最近よくテレビで見る先生が院長だった。
レントゲンでL5-S1腰椎椎間板症と診断されリハビリ通院を9ヶ月したが良くならず、股関節を鍛える運動がとても痛かった。仙骨ブロックも効かなかった。
腰は痛くなかったし、股関節の異常がないかと先生にしつこく聞いていると、股関節の権威に紹介状を書いてくると言われたのでそれを持って権威を訪ねたのが今通っている整形外科だ。
ここで梨状筋症候群の診断をもらったが、紆余曲折あり今は確定診断はついていない。